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コードのないEarPodsのような形状ながら、走っても容易に耳から外れないAirPodsですが、これでもAppleは不十分と考えているのかも知れません。より耳にフィットすべく、同社がイヤホンに関する特許を取得していたことが分かりました。
米国特許商標庁(USPTO)が公開した特許「ユーザーに固定するための磁石で組み立てられたイヤホン」は、簡単に言ってしまえば、2つの磁石で耳を挟み込んでしまうというものです。単にイヤホンが耳の穴にフィットするというよりは、磁石で挟むことにより、予期せぬ落下を防ぐようです。
特許の画像をみると、音声を出力するカナル型イヤホンのようなパーツが耳奥に埋め込まれ、磁石のついたフックを耳に巻きつけて、イヤホン側の磁石で固定している様子が確認できます。
Appleは2016年第2四半期(4〜6月)にこの特許を出願したそうですが、この時期は、先日発売されたAirPodsの開発にもっぱら勤しんでいたはずです。
お世辞にもAppleらしいとは言えないどころか、とても実現するとは思えないデザインですが、それでも伊達や酔狂で特許を出願するということはないと考えると、バンドを耳に巻いた新AirPodsユーザーが街に溢れかえる光景を目撃する日が、将来的に来るのかも?しれません。
Source:Patently Apple
(kihachi)
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