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2016年12月21日 21時59分

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Google、「秘密主義」の行き過ぎで従業員に訴えられる

Google Logo
 
Appleも秘密主義で有名ですが、Googleの行き過ぎた秘密主義が、カリフォルニア州の労働基準法に違反するとして、従業員から提訴されていたことがわかりました。

ハイテク企業を舞台にした小説も書いちゃダメ

提訴の理由のひとつとして挙げられているのが、Googleが内部の機密事項を守るために運用している「スパイ・プログラム」です。これはいわゆる従業員同士の監視システムで、情報を漏洩したと思われる従業員の通報を推奨しています。
 
またGoogleは従業員に対し、「違法である可能性のある活動」について、一切の記録や報告を禁じています。Googleの弁護士にすら、相談や報告をすることができません。情報が流出すれば、警察や法的機関に漏れる可能性があるためです。
 
しかも「シリコンバレーのハイテク企業に務める人物に関する小説」すら、Googleの許可なく執筆することは禁じられています。

社内情報のすべてが機密情報

訴状では「ジョン・ドー(日本風にいえば田中一郎)」とのみ記されているGoogleの従業員によれば、Googleは情報がマスコミに漏れることを極度に恐れており、ほんのわずかでも情報を漏らした社員は解雇されるそうです。提訴した人物は、情報を漏らしたという虚偽の疑いをかけられていたようです。
 
Googleでは社内のすべての情報が「機密情報」であり、マスコミ、投資関連、配偶者を含む、従業員以外のすべての人々との情報共有が禁じられています。つまり従業員はGoogleについて一切話すことができません。

最大で38億ドルの罰金

訴訟によれば、現在の労働基準法では、従業員は勤務先の状況や社内での問題について、自由に話す権利が保証されています。また一定の状況下であれば、社外の人間にも会社について話せるよう、企業方針を緩めるべきとも記されています。
 
訴えが認められれば、Googleに課せられる最大の罰金は38億ドル(約4,460億円)にのぼり、同社の65,000人の従業員には1人あたり約14,600ドル(約172万円)が支払われます(残りは州に支払われる)。
 
 
Source:The Information,Engadget
(lunatic)

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