米Yahoo!、10億件超の個人情報流出を発表!2013年8月に発生
アメリカのYahoo!は、2013年8月に10億件以上の個人情報が流出していたことを発表しました。日本のYahoo! Japanとは別法人です。
10億件超の個人情報が流出、2013年8月に発生
米Yahoo!によると、個人情報流出は政府機関からの情報提供により発覚し、外部の第三者機関の協力を得て調査したところ、同社の会員情報10億件以上が流出していたことが確認された、とのことです。
流出した情報には、氏名、メールアドレス、電話番号、生年月日、暗号化されたパスワード、一部会員の秘密の質問と答えなどが含まれており、暗号化されていないパスワード、クレジットカード、銀行口座の情報は含まれていないとのことです。
2013年8月に情報が流出した経緯について同社は、外部の第三者機関と連携して調査中としています。
Yahoo!は今年9月にも、5億人分のユーザー情報が盗まれたことを公表していますが、今回の件とは別件だとしています。
パスワード変更や不審な動きの確認を推奨
米Yahoo!では、影響を受けた可能性のある会員に通知し、パスワード変更等のセキュリティ対策を推奨するとともに、暗号化されていない秘密の質問を無効化し、不正アクセスを予防する措置をとっていると発表しています。
同社は、会員に対してアカウントに不審な活動がないかを確認することを勧め、不審なメール内のリンクをクリックしたり、添付ファイルを開いたりしないよう、注意喚起しています。
Yahoo! Japanとは別法人、ただし米Yahoo!会員は注意を
今回の事件は、米Yahoo!での大規模個人情報流出であり、日本に多くの会員を持つYahoo! Japanとは別法人ですが、米Yahoo!のアカウントを持っている方はご注意ください。
私たちユーザーは、個人情報を守るため、2段階認証や推測されにくいパスワードの使用などの対策を取るようにしましょう。
Source:Yahoo!
(hato)