米Apple、不要になったApple Watchの回収を開始!ただし「無料回収」

米Appleは、不要になったApple Watchを回収しリサイクルするプログラムの提供を開始しました。ただし、ギフトカードが提供される「下取り」ではなく、純粋な「無料回収」となっています。
Apple Watchの回収を開始、ただし無料回収
Apple Watch Series 2を購入し、初代Apple Watchを使わなくなった、という方もいるのではないでしょうか。アメリカのAppleが、不要になったApple Watchの郵送引き取りサービスを開始しました。
Apple公式サイト内の、不要端末の回収を申し込むことができるページで、iPodと同じメニューにApple Watchが追加されている、と9to5Macが報じています。
ただし、iPhoneやiPad、Macはある程度以上新しいモデルであれば、ギフトカードが提供されますが、Apple Watchについては赤文字で「ギフトカードなどは提供されない、リサイクル目的の無償回収です」と注意書きが表示され、「下取り」ではないことが強調されています。
Apple Watchのモデル別に扱いが違うといった表記はないので、iPhone Maniaで試着レビューをお届けした200万円超えの「Edition」も、タダで回収されていくことになります。
現在、日本ではApple Watchは回収対象外
Appleは、日本でもiPhoneやiPad、Macに加えて他社製スマートフォンやパソコンの回収を実施していますが、本稿執筆時点ではApple Watchは回収の対象に含められていません。
なお、ギフトカードの提供対象となるのは、iPhone4s以降、iPad2以降、Mac(2007以降)で、それより古い機器やiPodシリーズは無償リサイクル、という扱いになっています。
Appleは昨年3月、iPhone SEやiPad Proを発表したイベントで、リサイクルへの取り組みを詳しく紹介しました。以下の動画は、その祭に公開された、リサイクルロボット「Liam」が正確無比にiPhoneを分解・分別していく様子です。
Source: Apple(アメリカ), Apple(日本), 9to5Mac
(hato)