Apple、デザイン部門にWIREDのクリエイティブ総責任者を引き抜き!

    WIRED ビリー・ソレンティーノ氏

    WIRED ビリー・ソレンティーノ氏
     
    雑誌「WIRED」のクリエイティブディレクターが、Appleのデザイン部門に転職することが明らかになりました。

    WIREDのブランド全般のクリエイティブを統括

    WIREDのクリエイティブ部門の責任者であるビリー・ソレンティーノ氏が、Appleのデザイン部門に転職することを現地時間11月29日に明かした、とRe/codeが報じています。
     
    ソレンティーノ氏は、WIREDブランドのクリエイティブ全般にわたり、雑誌以外にもWebやモバイル、ソーシャルメディア、物販、ライブイベントなどを統括していました。最近では、アメリカ版WIREDの最新刊に掲載予定の、バラク・オバマ米大統領とのインタビューにも立ち会っています。
     
    ソレンティーノ氏の後任には、同氏の次席だったデビッド・モレッティ氏が就任予定です。

    Appleでは主にソフトウェアデザインを担当?

    ソレンティーノ氏がAppleで担当する具体的な業務内容については不明で、Appleは同氏の入社について何もコメントを出していません。
     
    9to5Macは、「ソレンティーノ氏は主にソフトウェアデザインを担当するのではないか」と予測し、「Appleにとっては素晴らしい新戦力であると同時に、WIREDにとっては大きな損失だろう」と指摘しています。

    日本でも刊行されているWIRED

    WIREDは、アメリカで創刊され、ビジネスやテクノロジー、カルチャーを網羅した雑誌で、日本でも一時休刊後、再刊行されています。
     
    日本版WIRED
     
    日本版WIREDは、スティーブ・ジョブズ氏が2011年に他界した後、「スティーブ・ジョブズが遺した14のレッスン」と題した特集を組んでいるほか、2013年には映画「スティーブ・ジョブズ」の公開を記念した保存版特別号を刊行しています。いずれも、デジタル版のバックナンバーが購入可能です。

     
     
    Source:Re/code, 9to5Mac
    Photo:WIRED(米国版), WIRED(日本版)
    (hato)

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