ブラックフライデー、スマホからの買い物で記録的な売り上げ

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    アメリカでは今年は11月25日が「ブラックフライデー」となり、多くの小売店がセールを実施、消費者が殺到しました。一方で、今年はオンライン、特に携帯端末からの購入が記録的な数字を叩き出したようです。

    大手量販店で軒並みモバイル売り上げがアップ

    Walmart、Targetといった実店舗も持つ量販店、そしてAmazonなどのオンライン大手はすでに24日の感謝祭当日、あるいはその1週間前からブラックフライデーセールを開始。その結果Targetのオンライン店舗は、前年過去最高売り上げを記録した「サイバーマンデー」(感謝祭の4連休明けの月曜日。今年は28日。オンライン売り上げがもっとも伸びる日とされる)の記録を破る売り上げを達成した、と報告しています。しかもオンライン売り上げの60%はモバイル端末からのものでした。
     
    なかでも今年は、テレビ、ゲーム機に加え、iPad Air 2やApple WatchなどのApple製品が、同店の売り上げに貢献した模様です。

    Walmart、モバイルアプリでのみの特典

    Walmartは25日の午前時点で、同店Webサイトのブラックフライデーセールへのトラフィックの70%が、モバイル端末からのものだったと報告しています。Walmartは最近モバイルアプリに力を入れており、今年はアプリ導入以来初めて、アプリのみの割引特典を提供しています。
     
    Amazonは、感謝祭(24日)のモバイル端末からの注文が、2015年の感謝祭およびサイバーマンデーのモバイル売り上げを超えた、と報告しています。
     
    Adobe Digital Insightsのアナリスト、タマラ・ガフニ−氏によれば、今年の24日午前0時から午後5時までのモバイル売り上げは4億4,900万ドル(約508億円)に達し、前年同日と比べ58%も増加したとのことです。

    すでにサイバーマンデーセールがスタート

    小売店はすでに28日のサイバーマンデーのセールを開始しています。Walmartは月曜日だけでなく、その1週間をセールと銘打ち「サイバーウィーク」としてすでに25日からスタート。Targetは27日から店舗とオンラインの両方で15%引きのサイバーマンデーセールを実施します。
     
     
    Source:Business Insider
    (lunatic)

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