問題なく動いた！1年以上湖の底に沈んでいたiPhone4

2016年11月25日

kyle_lake

冷たい湖の底に1年以上沈んでいたiPhone4が、救出後、問題なく動作したと報じられ、話題になっています。

湖に落としたiPhone4。普通なら見つからないはずが…

米ペンシルベニア州ノックス在住のマイケル・ガントラムさんは、ペンシルバニア州のカイル湖で2015年3月に穴釣りを楽しんでいた際、膝の上に置いていたiPhone4が滑り落ち、穴から湖に落としてしまいました。

通常なら話はここで終わるところですが、このカイル湖、ダムの構造に問題があったため、2015年9月から少しずつ水が抜け始め、今年秋にはすっかり底が見えるようになってしまったのです。

1年以上も湖底に沈んでいたiPhone4が動いた

湖底から発見された泥だらけのiPhone4。写真提供：Daniel Kalgren氏

そして今年10月、ペンシルベニア西部在住のダニエル・カルグレンさんは、干上がったカイル湖に金属探知機を持参し、「お宝探し」を楽しんでいたところ、泥に埋まっているガントラムさんのiPhone4を発見しました。

「自宅へ持ち帰り、きれいにして、米に入れてみた（米に入れると水気を吸うと言われているため）。まだ動くかどうか、見てみたかったからね」とカルグレンさんはBuzzFeed Newsに語っています。

そして2日後。電源を入れると、iPhone4は問題なく動作したのです。

カルグレンさんは持ち主であるガントラムさんの電話番号を見つけ、連絡を取りました。ガントラムさんは失くしたiPhone4の壁紙の写真を見るまで、カルグレンさんの話が信じられなかったそうです。

ガントラムさんはiPhone4を修理に出し、母親にあげるつもりだと語っています。