国交省、日本バス協会などに向け乗務中のスマホ利用抑止徹底を要請

国土交通省

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国土交通省は7日、公益社団法人日本バス協会会長などに宛てて、乗務中の携帯電話やスマートフォンの使用禁止を徹底するよう求める要請を出しました。

貸切バスの運転手の一件を問題視

先日、大阪府門真市で貸し切りバスを運転中の運転手が、走行中にスマートフォンを操作していたことが発覚し、問題となりましたが、国土交通省はこれまで再三にわたって、乗務中の安全徹底を呼びかけていることを示した上で、再度安全に対する意識を徹底するよう要請しました。
 
要請先は、日本バス協会会長・全国ハイヤー・タクシー連合会・全国個人タクシー協会・全国福祉輸送サービス協会・全日本トラック協会および関係する局などとなっています。
 
今回の「ながら運転」以外でも、最近ではポケモンGOをプレイしながら走行していたトラックに、なんの罪もない小学生がひかれて死亡するなどの痛ましい事件が起きており、再発防止が求められています。
 
交通事業者や、運送を生業とする方々以外で、一般のドライバーの方々も、運転中にスマートフォンの画面を注視する行為や携帯電話を用いて通話するような行為は、道路交通法で禁止されている危険な行為であり、最悪の場合、相手や自身の命を奪う危険性があることを、再認識する必要があります。
 
貸し切りバス業界は、軽井沢における転落事故があってから、信頼回復に努めている真っ最中でした。
 
 
Source:国土交通省
(クロス)

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