Appleのティム・クックCEO、クリントン陣営から副大統領候補に挙げられていた!
世界的に注目を集めているアメリカの次期大統領争いですが、ヒラリー・クリントン陣営が、クリントン政権の副大統領としてAppleのティム・クック最高経営責任者(CEO)を候補に挙げていたことが明らかとなりました。
Microsoftのビル・ゲイツ氏、ブルームバーグ前NY市長らも候補に
ヒラリー・クリントン陣営の幹部、ジョン・ポデスタ氏のメールが、Wikileaksによって公開されました。
2016年3月17日のメールには、副大統領候補として、ティム・クックCEOのほか、Microsoft共同創業者のビル・ゲイツ氏、Starbucksのハワード・シュルツCEO、元ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏といった華々しい顔ぶれが並んでいます。
なお、最終的にクリントン陣営は、バージニア州選出のティム・ケイン上院議員を副大統領候補に選んでいます。
クリントン候補の応援イベントを開催したクック氏
今年8月、クックCEOはAppleの代表としてではなく個人として、Appleの環境部門責任者のリサ・ジャクソン氏とともに、クリントン候補の資金集めイベントを開催しています。
しかし、クックCEOが副大統領の職を引き受ける意思があったかは今となってはわかりません。
— JoshuaCohen (@jcohen570) 2016年8月25日
Apple対FBI論争、私用メール問題で騒がれたクリントン氏への飛び火も懸念
ティム・クックCEOといえば、ユーザーのプライバシーを保護するため、FBIからの暗号化解除要求を断固として拒否する姿勢が記憶に新しいところです。
Apple対FBIの対決が注目を集めていた2月17日には、FBIとの暗号化に関する論争が、私用メール問題を攻撃されているクリントン候補に影響するのでは、と心配するメールも公開されています。
Emails are boring pic.twitter.com/KeE3fLVKTM
— Seth Weintraub (@llsethj) 2016年10月12日