FBの社内SNS「Workplace」1,000人までは1人あたり月額3ドル

    FB Workplace

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    Facebookが社内SNSを正式に発表しました。また名称は「Workplace」に決定しました

    すでに1,000社以上が導入

    Facebookが社内SNS正式稼働の準備を進めていることはお伝えしていましたが、現地時間10月10日、「Workplace」(旧名称Facebook at Work)が正式に発表されました。
     
    Workplaceはすでに試験的に導入されており、FBによれば世界中で1,000社および組織以上が使用、特にインド、アメリカ、ノルウェー、イギリス、フランスでは多くの企業や組織が運用しているとのことです。
     
    これまでは招待制でしたが、今回の発表をもって、誰もが利用可能となりました。

    異なる企業間での協業にも使える新機能

    ニュースフィード、グループの作成、記事の共有、ライブ、「いいね」、検索などの基本的なFBの機能はそのままに、解析機能のついたダッシュボード、シングルサインオンといった、企業での利用に役立つ機能が追加されています。
     
    またFBは10日、違う会社で働く者同士が共有できるスペース「Multi-Company Groups」機能を追加しました。同機能は今後数週間のうちに、すべてのユーザーに公開されます。
     
    さらに、多くの企業にWorkplaceを導入してもらうため、FBは「Workplace Partner Program」を発表しました。これはたとえばDeloitteなどのパートナー企業による、Workplaceの導入支援を意味します。

    1,000ユーザーまでは3ドル

    気になるWorkplaceの料金体系ですが、1,000ユーザーまではひとりあたり月額3ドルとかなりリーズナブルです。1,001人〜1万人までは月額2ドル、1万人を超えると月額1ドルとさらに安くなります。
     
    また最初の3ヵ月間は無料トライアル期間となっているうえ、教育機関や非営利団体は完全無料で利用できます。
     
    社内SNS市場にはすでにいくつものサービスがひしめいていますが、馴染みのあるユーザーインタフェース、そして安価な料金を武器に、後発とはいえWorkplaceはかなりのユーザーを獲得できそうです。
     
    FB Workplace
     
     
    Source:Facebook
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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