タクシー料金が乗る前にわかる!国交省が配車アプリ活用の新サービスを提唱

スマートフォン アプリ タクシー

スマートフォン アプリ タクシー
 
国土交通省は20日、ユーザーがスマートフォンの配車アプリを用いて、タクシー料金を乗車前に把握できるようなサービスを開始したい考えを示しました。

タクシーへの乗車障壁が緩和?

見知らぬ土地でタクシーに乗る際、多くの方は目的地が近いのか、遠いのか、そしてどのくらいの料金がかかるのか、不安になるものです。遠回りをされてしまうのでは・・・など心配する方も多いでしょう。
 
複数メディア報道によりますと、国土交通省が2017年度中にも開始の方針を示している新サービスでは、配車アプリによって乗車前にタクシー料金が分かり、タクシーのメーターと比較して、安い方の料金を支払うことができるようになります。
 
すでにタクシー大手の日本交通はサービス参画の意向を示しています。

システム設計が鍵

タクシーの料金は、距離および時間で決定します。
 
配車アプリの開発では、渋滞予測や迂回ルートを経由した際の料金設計が鍵となりそうですが、YOMIURI ONLINEは国土交通省とタクシー会社が協力してアプリ設計に挑むことを伝えています。

インバウンド対応も期待

本アプリ開発では、インバウンド対応も重要な要素となりそうです。
 
2020年、東京オリンピック開催に向け、官公庁は外国人観光客誘致に積極的に取り組んでおり、政府目標は同年に4,000万人、2030年に6,000万人と、非常に高い水準に達しています。
 
自身が海外に行った際のことを想像すればわかりますが、外国人観光客にとってタクシーは重要な観光の足であり、できれば安い料金で乗りたいというニーズは多くのユーザーが持っています。
 
今後、国土交通省がどういったアプリ設計を行っていくのかに、注目が集まります。
 
 
Source:YOMIURI ONLINE,FNN
Photo:Photock
(クロス)

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