有名TVショーがまだ発売されていない「iPhone7」でイタズラ!

    Jimmy Kimmel

    Jimmy Kimmel
     
    9日から予約が開始されたiPhone7/7 Plusですが、現物がユーザーの手に届くまでにはまだ時間がかかります。
     
    この現実を逆手に取って、アメリカの人気テレビトークショー「Jimmy Kimmel Live」のジミー・キンメル氏らが、iPhoneユーザーから本人のiPhoneを借り、それに別のケースをかぶせ、それがiPhone7だと偽ったら、相手がどんな反応を示すか「実験」しました。

    完全に騙される人々

    キンメル氏のチームは歩道にテーブルを設置し、カメラ撮影班を待機させ、道行く人々に「iPhone7のプロトタイプがあるが、試してみませんか」と声をかけます。そこで相手が渡してきたiPhoneに別のケースをかぶせ、スクリーンを磨き、iPhone7だといって返します。
     
    最初の女性は「どんな感じ?」と聞かれ、単にケースが変わっただけにも関わらず「薄くなったわ」「6 Plusより幅も広いし」と答えました。
     
    次の女性は「あなたの古い電話の情報をすべて移してあります」といわれ「ホントだわ。テキストメッセージが友達から届いた」「スムーズになったし、軽くなった。画面もきれい」と喜び、ケースだけが入れ替わったことにはまったく気づいていない様子です。
     
    ひとりの男性は、通話がどうかを確かめるようにいわれ、わざわざ電話をかけて「iPhone7を手に入れたよ。声はどんな感じに聞こえる?」と尋ね、相手は「クリアだし、よく聞こえる」と答えています。

    なんと50ドルを渡してしまう人も

    最初の女性、そして別の女性は「あなたの古いiPhoneと交換するなら、このiPhone7を50ドルで売るよ」といわれ、なんとお金を手渡してしまっています。もちろん、最後にはきちんと種明かししていますが…
     
    これはiPhone7がもう発表されているという事実と、カメラが回っているという設定が、人々の思い込みに拍車をかけた、といっていいでしょう。また「軽い」「処理速度が速い」などという人間の感覚は、まったくあてにならないということも立証されてしまっています。
     
    ちなみに「Jimmy Kimmel Live」は、過去にも偽Apple Watch偽iPhone6sを使ったイタズラを仕掛けています。
     

     
     
    Source:YouTube(Jimmy Kimmel Live) via CNET
    (lunatic)

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