auに続きソフトバンクもApple SIMのサービスを開始へ
iPhone7が発表されたイベントにつづいて、AppleはソフトバンクをApple SIMの新たなパートナーとすると発表しました。国内ではすでにauがパートナー契約を結んでいます。
auに続いてソフトバンクも参入
Apple SIMはiPadに挿入することで国を問わず、現地のキャリア通信が可能になるというグローバルSIMです。今回新たに発表されたグアム、ケニア、モーリシャスを加えた世界140カ国以上で、Apple SIM1枚あればデータ通信ができます。
料金は国によってまちまちですが、すでにサービスを展開しているauでは、国内を対象として1GBあたり1,500円のプリペイドプランとなっています。今回の決定について、ソフトバンク側はコメントを控えていますが、同程度の価格で何らかの発表が近いうちにあると思われます。
まだまだ課題はある
しかし、1GBあたり1,500円という価格は決して割安ではありません。
例えば国内でも、1GB1,500円を下回るデータ通信プランはMVNOを中心に数多くありますし、海外で使用するにしても、現地の通信プラン価格を適用されるため、場合によってはプリペイドSIMを現地購入したほうが圧倒的に安価でしょう。したがって、Apple SIMの試みは革新的ですが、まだまだ課題は多いという印象です。
ひとまず、これまでauが独占的に提供していたApple SIMが、ソフトバンクの参入によってどのような変化を見せるのか、要注目と言えます。
Source:MacRumors,Apple
(kihachi)