LINEのLetter Sealing機能が対応拡大、8月末より順次適用

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    無料メッセージ&通話アプリのLINEは、ユーザー同士のやりとりを暗号化するシステム「Letter Sealing」(レターシーリング)の対応を拡大し、8月31日より順次適用すると発表しました。
     
    これにより、同機能が有効になっていることがすぐわかるよう、トーク画面や通話画面に鍵マークが表示されるようになります。

    セキュリティを高める機能、50人以下の複数人トークにも対応拡大

    「Letter Sealing」機能は、ユーザー同士でトークを行う際、送信される情報を暗号化して、受信側で暗号化を解除して確認するシステムです。つまり、LINEの運営側は、暗号化されたデータを受け渡すため、トークの内容を盗み見たりできない仕組みとなっています。
     
    1対1のトークを対象として2015年11月に導入され、2016年6月に、初期設定でこの機能を有効にするアップデートが適用されました。
     
    そして8月31日より、50人以下のグループトークや複数人トークにも一次対応するほか、LINEアプリのバージョン6.5以上にアップデートすると、同機能が有効であるトークルーム名に鍵マークが表示されるようになります。
     
    LINE Letter Sealing
     
    メッセージ保護のために同機能を常時オンにすることが望ましいですが、スマートフォン版LINEの設定画面で無効にできます。

    複数端末でLINEを利用する場合は番号認証が必要

    スマートフォン版だけでなくPC版など複数の端末で利用する場合、「このメッセージは暗号化されています。メッセージを読むには本人確認する必要があります」というメッセージが表示される場合があります。
     
    LINE Letter Sealing
     
    この場合、スマートフォン版LINEで番号認証、またはLetter Sealing機能を無効にするなどの設定を終えるまで、トークの内容が確認できない状態となります。
     

  • 関連記事:【解説】LINEの「Letter Sealing」機能ってなに?
  • 機種変更を考えている場合は注意!機種変前に未読を確認しよう

    そのほか注意点として、Letter Sealingが適用されたトーク内容を未読のまま機種変更をした場合、または既読状態でも、PCなどほかの端末でのみ確認したトーク内容については、暗号鍵が変更される仕組みとなっています。
     
    機種変更後の端末でこれらのトーク内容が確認できなくなる場合があるため、機種変更を考えている方は、機種変更前に未読メッセージを確認しておきましょう
     
    そのほか機種変更の際に長時間LINEを利用できない場合も、その間に受信したメッセージが確認できません。この場合は、機種変更の前にLetter Sealingを無効にすると、機種変更の間に受信したメッセージを新端末で確認できます
     
    LINEだけでなく、ゲームアプリのセーブデータやメール、ドキュメントなど、機種変更する際は、あらかじめデータ引き継ぎ設定を行っておくとスムーズに移行できます。サービスによって移行方法が異なるため、事前にチェックしておきましょう。
     
     
    Source:LINE公式ブログ
    (asm)

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