3大キャリアの回線品質、日本上陸したRootMetricsが発表!
世界各国の携帯電話キャリアの回線品質の調査を行うRootMetricsが日本でのサービスを開始しました。東京、横浜、札幌でドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアの回線について測定した結果を発表しています。
東京、横浜、札幌で70,000近いテストを実施
RootMetricsは、キャリアから独立した、科学的で実環境を想定した回線品質の調査を行っています。
RootMetricsは、東京、横浜、札幌での調査にあたり、70,000近いテストを実施。3,600km以上の走行によるドライブテスト、160か所での屋内テストを行ったと発表しています。
東京・横浜は総合でドコモとソフトバンクが同率首位
東京では、総合パフォーマンスでドコモとソフトバンクが同率首位となりました。ネットワークの速度とデータパフォーマンスでソフトバンクが単独首位、ネットワークの信頼度と通話パフォーマンスでドコモとソフトバンクが同率首位となりました。SMSパフォーマンスは3社が同率首位となっています。
横浜も、東京と同様の結果で、総合パフォーマンスでソフトバンクとドコモが同率首位となり、その他の調査の順位も同様です。
札幌では総合でauとドコモが同率首位
札幌では、総合パフォーマンスでauとドコモが同率首位、ネットワーク信頼度でauが単独首位、ネットワーク速度とデータパフォーマンスでソフトバンクが単独首位、通話パフォーマンスではauとドコモが同率首位、SMSパフォーマンスは3社が同率首位でした。
総合で最も優秀なのはソフトバンク
この調査結果についてRootMetricsは、日本の通話品質は各社とも優秀であった、と総括しており、調査結果を分析すると、総合的にソフトバンクの評価が最も高かった、と結論付けています。
また、世界の主要都市と比べ、東京では3大キャリアの下りデータ通信速度は特に速く、安定的であるとのことです。
RootMetricsは、Webページで各地の通信速度を地図上で見られるエリアカバレッジマップも提供しています。
Source:RootMetrics
(hato)