【ポケモンGO】不正なしで1日に100万XP稼ぐ術を発見した男、公式からBANされる

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    ポケモンGO」を運営するNianticは、定期的に大規模BANを行っているとおり、不正に厳しいことで知られています。ところが先日、不正をしていないユーザーまでもがチート行為を行っていると判断され、アカウントをBANされる事態に陥りました。

    不正なしで24時間以内に100万XP

    ハードコアゲーマーを自称するジミー・ドロチャーさんは、チートなしで24時間以内に経験値を100万XP稼ぎだす方法を「ポケモンGO」で編み出しました。
     
    その方法は、米テキサス州のオースティンにある10のポケストップが密集している地域を効率的に周回し続けるというものです。ルアーモジュールを常時セッティング、しあわせのたまごで得られる経験値を2倍にし、「5分以内で1周400メートルを周回する」「ポケモンを捕獲するために立ち止まらない」といった細かな条件が定められています。
     
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    実はこれまでにも彼は、1週間で100万XP以上の経験値を稼ぐことに成功していたのですが、インターネットユーザーは信じずに彼がチート行為を行っているに違いないと非難したそうです。そこで今回彼は、ゲーム実況ツールTwitchでプレイの様子を中継、数百人が見守るなか「Jimmy’s Loop(ジミーのループ)」と呼ぶ経験値稼ぎを開始しました。

    13時間が経過した時点で公式から「チート」と判断される

    順調に60万XPを稼いでいた彼ですが、13時間が経過したところでゲームに異変が起こります。ポケモンがことごとく捕まえられなくなってしまったのです。「ポケモンGO」では、レベルが上がるほどポケモンの捕獲率も下がっていくのですが、彼の場合は偶然ではなく1時間以上もその状態が続いたそうです。
     
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    原因は、Nianticが設定していた「チート防止システム」に彼が引っかかり、「ソフトBAN」を受けてしまったことにありました。もちろん彼はチートなどしていませんが、これだけの短時間で数十万もの経験値を連続的に入手できることを運営側は想定していなかったのでしょう。

    これぞゲーマー!漫然と経験値を稼いでいただけじゃない

    幸いにも、ゲームアカウントの停止は免れたドロチャーさんですが、「Nianticは制限を設けることによって、効率的にプレイを行うユーザーを傷つけている」と怒り心頭。「おそらく、このソフトBANは無作為に行われているんじゃないか。自分が想像している以上に多くのユーザーが被害を受けているはずだよ」
     
    しかし、さすがは効率性を重視するハードコアゲーマー、転んでもただでは起きません。
     
    ソフトBANを受けるまでに32キロを歩いていたため、歩くことで寄付が可能なアプリ「Charity Miles」で50~60ドル(5,000~6,000円)を寄付することに成功したのだとか。「もし最後まで中継していたら、1.5倍の距離と5~10倍の寄付ができていただろうね」とNianticをチクリ。さらに、ポケモンは捕まえられなくともポケストップを回すことで経験値は手に入るため、ソフトBAN中も経験値稼ぎを諦めるつもりはないようです。
     
    「ゲームはプレイするために存在する。そして私の思うところでは、しっかりとプレイするために存在する」と持論を述べるドロチャーさん。次こそ彼が中継を完遂できることを祈るばかりです。
     
     
    Source:Kotaku
    (kihachi)

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