Apple、シアトルの拠点を拡張か
Appleがワシントン州シアトル周辺で、巨大なオフィススペースを探しているとの情報が、不動産業界から浮上しています。
シアトルで巨大なオフィススペースを物色中
米メディアGeekWireが複数の情報源から入手した話によると、Appleはシアトルにおいて、2,300人までの従業員が収容可能な巨大なオフィススペースを探している模様です。
Appleは先頃、シアトルを拠点とするAI開発企業Turiを買収したばかりですが、同社はそのままシアトルにとどまることが明らかになっています。Appleは2014年にシアトルに本社を置くUnion Bay Networksを買収して以来、昨年夏には新オフィスを借りるなど、シアトルでの存在感を徐々に増してきました。とはいえ、現在Appleがリースしているスペースは、それほど大きなものではありません。
オフィスビル建設ブームのベルビュー
現時点でAppleが目星をつけているとして候補に上がっているのが、シアトルから約14キロ離れたベルビューのダウンタウンにある、『Centre 425』という、今年完成予定の16階建ての建物です。Geekwireによれば、ベルビューではほかにも2つの大きなオフィスビル・プロジェクトが進行中です。
ベルビューといえば、MicrosoftやExpediaを含む多くの企業が拠点を構える都市として知られており、昨年はSalesforceがオフィス規模を2倍に拡張したほか、ゲーム企業のValveもベルビュー本社を移転、拡張することをつい先日発表したばかりです。
Source:GeekWire via AppleInsider
Photo:tdlucas5000/Flickr
(lunatic)