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定期的に詐欺やハッキングで話題となる、ビットコインを始めとする仮想通貨ですが、アップルもこうした問題と無縁ではありません。ユーザーからビットコインを盗み取るアプリが、先週だけでもApp Storeに10以上も登録されたことが分かっています。
App Storeと言えば、有人によるアプリの厳格な審査がつきものであるため、本来であればこうした詐欺アプリは審査段階で弾かれるはずですが、 ニュースサイトMotherboardは、BitGoやBreadwallet、Coinbaseといった有名なウォレット・アプリをコードベースで真似ることにより、巧妙に回避したのではないかとみています。
なお、 Breadwalletを装ったアプリだけでも被害額は最低2万ドル(約200万円)は下らないとされており、Breadwalletの創業者であるAaron Voisine氏はアップルに対して、ファイナンス・カテゴリーにアプリをアップロードするユーザーには身分証明を要請すべきだと述べています。
もちろん、アップルもこういった問題に対して手をこまねいているわけではなく、見つけ次第アプリの削除と調査を行なっているそうですが、今回の発覚は氷山の一角に過ぎません。
一体どのくらいの規模でこういった詐欺が起きているのか、そして過去に起きたのかについては、アップルは沈黙を保っています。
Source:Motherboard,Apple Insider
(kihachi)
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