【ポケモンGO】廃人プレイヤーのアカウントが早速100万円で売買される
日本では未だ正式リリースとなっていない「ポケモンGO」ですが、リリースから2週間が経過した海外では、早くも100万円以上の値でゲーム・アカウントが取引されています。
文字通りの廃人プレイヤー
海外オークションサイトEbayに登場したものは、レベル23で所有ポケモンが119種類という、掛け値なしの廃人アカウントです。これがどの程度のレベルかを実感するには、先日お伝えした「退職して本業ポケモントレーナーになった男」が朝3時まで野山や海原を駆けずり回っても90種類にとどまっていることを思い出すだけで十分でしょう。
出現するポケモンは全部で151種類存在すると言われており、すでにリリースから2週間近くで8割近くを集めてしまったことになります。このアカウントの初期価格は500ポンド(約7万円)でしたが、出品終了までに24件の入札があり、最終的には7,300ポンド(約100万円)の値で落札されています。
止むに止まれぬ事情で売りに出している?
一体どういうユーザーがアカウントを手放すのかは謎に包まれています。
英メディアThe Telegraphは1つの手がかりとして、1,370ポンド(約19万円)でアカウントを売りに出しているユーザーの「このゲームは素晴らしく、2週間半底抜けに楽しんだが、仕事と勉強に追われ、ゲームを続けることが出来ないところまで行き着いたのが怖くなってしまった」といった紹介文や、1,144ポンド(約16万円)の「借金で首が回らなくなった大学生です。お金を下さい」といった紹介文を挙げ、売り手側にも止むに止まれぬ事情があることを示唆しています。
しかし、他人のアカウントを高額な料金で手に入れたところで、はたして心からゲームを楽しめるのでしょうか……。
Source:The Telegraph
(kihachi)