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2016年7月18日 09時15分

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Appleの新たな音楽著作権使用料案、Spotifyなど無料サービスに打撃か

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Apple Music iOS10 WWDC2016
 
Appleが米著作権使用料委員会に対し、音楽ストリーミングサービスが作曲家やレコード会社に著作権料を支払う方法を単純化するよう提案しました。
 
実現すればレーベルやアーティスト、レコード会社にメリットがある一方、Spotifyのようなストリーミングサービスは、これまでのように無料で楽曲を提供することが難しくなるとのことです。

単純明快なレート設定を提案

Billboardによれば、ストリーミングサービス各社は現在作曲家とレコード会社に、非常に複雑な計算式のもと、収益全体の10.5〜12%程度を支払っています。
 
Appleの今回の提案は、支払いのレートを「現在の非常に複雑な構造ではなく、公平かつ単純でわかりやすいものにする」という、シンプルなものです。Appleはストリーミング1回につき0.00091 ドル、または100回で9.1セント(約9.5円)というレートを提案しています。これだとストリーミング100回分の著作権料がダウンロード1回分の著作権料とほぼ等しくなるので、わかりやすいといっていいでしょう。

無料サービスの継続は困難に

Appleの提案では、著作権構造は単純かつ透明性の高いものになる一方、無料サービスの提供には今までよりもコストがかかるようになります。ストリーミングサービスは収益の数パーセントではなく、ストリーミングの回数に基づいて支払わなければならないからです。
 
収益の10.5〜12%を支払うという現行制度の場合、無料サービスではほとんど収益がないため、SpotifyやYouTubeが支払う著作権料はわずかなものです。

実現するかどうか先行きは不透明

現在Appleおよび他のストリーミングサービス各社が主要レコード会社に対し支払っている収益の10.5〜12%という金額は、各社が独自に交渉のうえで決定しているもので、米著作権使用料委員会が定めたものではありません。しかし今回のAppleの提案が実現すれば、レコード会社らは交渉せずに決まったレートによって著作権料を請求できるようになります。
 
主要レコード会社の賛同は得られるであろうAppleの提案ですが、米著作権使用料委員会が現在もまだ2018年から2022年にかけての著作権支払いについて、論議を重ねている初期段階にあるため、提案が認められたとしてもすぐに実現することはないだろう、とBillboardは述べています。
 
 
Source:Billboard via MacRumors
(lunatic)

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