重さはMacBook Air2台分！ アップルのデザイナーがルイ・ヴィトンに参戦

 
2014年よりデザイン部門の副社長としてアップルに名を連ねているMarc Newson氏が、新たにルイ・ヴィトンのトランクケースをデザインしました。

重さはわずかMacBook Air2台分！

アップルに参画する前から著名デザイナーとして活躍を続けてきたMarc Newson氏ですが、新たにラグジュアリー・ブランドとして知られるルイ・ヴィトンのトランクケースを手掛けたことが分かりました。
 

 
シリーズはmini（50 x 35 x 20 cm）、cabin（55 x 39 x 21 cm）、maxi（68 x 46 x 26 cm）の3つですが、どれも引き伸ばしハンドルを大胆に外側へ配置し、アルマイト・アルミニウムで軽量化と薄さを実現することで、内部のスペースを可能な限り確保する（同サイズの一般的なトランクよりも13％多い）という構造が採られているそうです。
 
なお、最小モデルのminiは重量がわずか2.7kgしかありません。13インチのMacBook Airおよそ2台分です。

本当に必要なもの以外は持たずに旅行したい

従来のものよりも軽く、そして容量が増えたという点は「アップル仕込み」とも言えそうですが、同氏によれば、開発こそ18ヶ月かかったものの、「ルイ・ヴィトンで今回の製品を手掛けるずっと前、20年近く頭の中で暖め続けてきたデザイン」とのことです。
 

 
「本当に必要なもの以外は持たずに旅行したい」と語る同氏の話しぶりからは、ミニマリズムを信奉し、アップルのデザイン部門を統括するジョニー・アイヴ氏とも旧知の仲であるという理由が頷けますね。
 
同トランクは、世界14都市で15日より発売され、価格が2,660ドル（約27万円）からとなっています。
 
 
Source：iPhone in Canada,Fastcodesign
(kihachi)