米で起きたテスラ車の事故、実は自動運転機能がオフになっていた?
先日、テスラ・モーターズの「Tesla Model X」が、ペンシルベニア州ターンパイクで事故を起こしました。
5月には自動運転機能を利用した車で初の死亡事故が起きたとあって、その動向が注目されていましたが、テスラ・モーターズのCEOであるイーロン・マスク氏は、同車が自動運転機能をオフにしていたようだとツイートしています。
自動運転機能は人命を救うのか
テスラ・モーターズの自動運転機能「オートパイロットモード」については、すでに一般公開がされているものの、あくまでベータ版の段階であり、今後ユーザーデータを用いて順次、成長していくことが語られています。
そんな中にあって、5月にはこのモードを利用したユーザーが、初となる死亡事故が起こしてしまいました。この事故に関しては、現在調査中となっており、詳細が完全に明らかでありませんが、実は7月に入ってからも「Tesla Model X」は事故を起こしています。
同事故で、車の運転手は「オートパイロットモード」をオンにしていたにも関わらず、衝突してしまったと語っていましたが、テスラ・モーターズのCEOであるイーロン・マスク氏は、事故車のログから、事故当時、同車の「オートパイロットモード」がオフだった可能性について、Twitterで指摘しています。
Onboard vehicle logs show Autopilot was turned off in Pennsylvania crash. Moreover, crash would not have occurred if it was on.
— Elon Musk (@elonmusk) 2016年7月14日
未完成なシステムを世に出すことに関して、様々な意見がありますが、今回の事件は死亡事故の直後ということで、通常の事故よりも注目を浴びています。
Source:Twitter
(クロス)