AnkerのBluetoothイヤホン「Anker SoundBuds Sport IE20」をレビュー
Ankreが7日発表したBluetoothイヤホン「Anker SoundBuds Sport IE20」のサンプルをお借りすることができたので、その使用感などをレビューしていきたいと思います。
前作よりも高級感がアップした「Anker SoundBuds Sport IE20」
Ankerといえばモバイルバッテリーというイメージがあるかもしれませんが、こうしたスマートフォンの付属機器や、最近では家電事業に参入するなど、様々手を広げています。
今回発売された「Anker SoundBuds Sport IE20」は、「Anker SoundBuds Sport」に次いだスピーカー第二作で、高級感がアップした印象があります。
具体的には、単色(ホワイト/ブラック)という落ち着いたトーンで統一されたこと、そしてイヤホン部分にメタル素材が使用されていることが、高級感アップの要因と言えそうです。高級感を得た代償として、「Anker SoundBuds Sport」にあった防水性能が失われているのはやや残念ですが、この辺りは使用の目的が異なるのが主な理由と思われます(前作はスポーツ向け、今作は通勤通学向け)。
フィット感の調整が可能
「Anker SoundBuds Sport IE20」はフィット感の素材が可能なタイプのインイヤーイヤホンです。
4種類のイヤーチップ(S/M/L/XL)と3種類のイヤーホック(S/M/L)が付属しているので、より自分に合うようにフィット感を調整することが可能です。ただ、この辺りは正直当たり外れがありそうなのも確かで、耳の形は複雑なので、完全にフィットするとはいえないかもしれません。筆者はソニー製のBluetoothイヤホンを使用していますが、そちらの方が個人的にはフィット感が高いと感じました。
気になる音質ですが、高級ヘッドホンと比べればホワイトノイズが入っているように感じたものの、値段の割には良いと感じました。具体的には、エレクトロミュージックなど重低音やメリハリのある音調を聞くユーザーにはやや物足りないかもしれませんが、一般的なJ-POPでフラットな質感の音楽であれば、そこまで気になりません。
アイデアとして面白いのは、イヤホン部分にマグネットタイプを採用している点です。これにより、コードが絡む可能性も下がりますし、なによりもマグネットを外せばオン、マグネットをくっつければオフといった形で使えるのは利便性が高いです。
全体的には、やはりAnkerらしくコストパフォーマンスが優れていると感じました。2カラーともに、Amazon.co.jpにて3,499円で販売中なので、気になるユーザーはチェックしてみてください。
Source:Amazon
(クロス)