その傷、腐食かも?iPhone6s/6s Plusの筐体がボロボロになる問題が発生中

    iPhone6s iPhone6s Plus 腐食 酸化

    iPhone6s iPhone6s Plus 腐食 酸化
     
    一部のiPhone6s/6s Plusに筐体が腐食する問題が発生しているようです。理由は筐体に用いられているアルミニウム合金です。

    折り曲がりにくくした結果

    iPhone6s/6s Plusからは「ベンドゲート問題」を解決するため、強度が6/6 Plusの2倍以上である7,000番台のアルミニウムが筐体に使用されています。
     
    iPhone6s iPhone6s Plus 腐食 酸化
     
    ところが、発売から8ヶ月が経過した現在、インターネット上では次々とユーザーから筐体が腐食を始めたとする声が上がっています。

    亜鉛の含有率が高いことが原因?

    実は7,000番台のアルミニウムは、航空関係にも使われるほどの強度を誇る合金である一方、亜鉛の含有率が比較的高いため、同じような合金の中では最も酸化しやすいという欠点を持ち合わせています。そのため、湿度の高いところで用いると腐食する速度が速まってしまうのだとか。
     
    iPhone6s iPhone6s Plus 腐食 酸化
    iPhone6s iPhone6s Plus 腐食 酸化
     
    もちろん、アップルもこういった特徴は把握しており、iPhone6s/6s Plusの表面は酸化を防ぐためのレイヤーで覆われています。しかし、実際にこうして多くのユーザーから問題が報告されているところをみると、必ずしもすべてのiPhoneに効果が出ているわけではないようです。
     
    なお、アップルによれば、現時点でこの問題を解決する方法はないとのことです。ひとまず腐食速度を遅めたいのであれば、風呂で端末を触るということは避けたほうが良いでしょうね。
     
     
    Source:MyDrivers via 気になる、記になる…
    (kihachi)

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