watchOS3のテストに車椅子使用の従業員参加を呼びかけ

watchOS wheelchair

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Appleは先週、watchOS3に追加される「車椅子モード」の試験を行うため、車椅子を使用している店舗従業員の参加を求めるメモを配布しました。

車椅子トラッキング機能開発に数カ月

Apple Watchの次期OSとなるwatchOS3には新たに車椅子設定が追加され、「アクティビティ」オプションを車椅子向けにカスタマイズすることができます。車椅子を押して消費されるカロリーの計算、車椅子用エクササイズ、車椅子から立ち上がるべき時を知らせてくれるモードといった機能があります。
 
Appleは先日開催された世界開発者会議(WWDC)において、Lakeshore FoundationとChallenged Athletes Foundationとの提携により、数カ月前から車椅子用トラッキング機能の開発を行っていることを明らかにしました。

watchOSベータ版で店舗従業員の参加は初

従業員に配布されたメモには、Apple Watchが車椅子ユーザーにとって使いやすいものになるよう機能向上したいため、車椅子を使用している小売部門の従業員にwatchOS3のテストへの参加を呼びかけたと記されていたようです。
 
これまでにもiOSとmacOSのベータ版については、店舗従業員がテストへの参加を求められていますが、watchOSのベータ版については専用アダプターがないとダウングレードできないため、テストは開発者と内部テスターに限定されていました。
 
今回車椅子使用の従業員の協力を求めたのは、実際の動きや、車椅子エクササイズに関するより多くのデータを集めることも目的のひとつと見られています。
 
 
Source:MacRumors
(lunatic)

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