アップルのディレクター、「深呼吸」の重要性について語る

breathe アプリ watchOS3

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Apple Watch向けのwatchOS3では、フィットネス機能の1つとして「Breathe」アプリが登場します。しかし、文字通りユーザーに「呼吸」をしてもらう意義とは一体何なのでしょうか。アップルでフィットネス機能の開発に携わっているJay Blahnik氏が深呼吸の重要さについて解説しています。

深呼吸で得られる効能はこんなにある

花びらのような模様の動きに合わせて深呼吸を行う――「Breathe」の機能です。本当に必要なのかとも思ってしまうこのアプリですが、ニュースサイトBuzzFeed NewsにJay Blahnik氏が語ったところによると、深呼吸は素晴らしい効用を多くのユーザーにもたらすそうです。
 
健康に繋がる効果を実証した研究は少ないものの、深呼吸によって精神を落ち着けることは、不安や落ち込み、痛みを改善してくれると言われています。
 
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Blahnik氏は4時間ごとに1〜5分間の新呼吸を勧めています。また、同氏が数百名の従業員を対象にテストを行った結果では、呼吸のペースは1分間に7回ほどが良いのだとか。「Breathe」では最大10回まで調整が可能です。なお、プロセスの終了時には心拍数を表示してくれます。

「ミーティング中の1分間、デスクから距離を置き、心を落ち着け、ボディをリラックスさせる。そして周りの人々に見せつけるかのように、深呼吸をする」

ヨガが流行っているシリコンバレー発ではの思考法と言えそうですね。Blahnik氏は、「初心者かプロかに関係なく、誰でも気軽にできるエクササイズだ」と語ります。
 
「Breathe」アプリの登場はwatchOS3を待たなければいけませんが、幸いにも深呼吸はいつでも可能です。早速今日からアップルのディレクターの勧めに従って、日々の生活に取り入れてみるのもいいかも知れません。
 
 
Source:Buzzfeed News
(kihachi)

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丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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