5K RetinaのThunderbolt Display、やはりGPU内蔵で年内発売か!?

アップルは23日、公式にThunderbolt Displayの生産終了を表明しましたが、かといって、現在のiMacのように薄い後継のRetinaディスプレイが発表されたわけではありませんでした。しかし、内部情報に詳しい人物が改めて明らかにしたところによると、次期Thunderbolt DisplayにはGPUが内蔵される形で開発が行われているようです。
年内にも登場の見込み
先日正式に生産終了となったThunderbolt Displayですが、これまでも在庫調整が世界各国で見られたことから、後継モデルの発表が近々行われるのではないかとする見方が存在しました。結局WWDCでの発表はありませんでしたが、依然として年内にも「5K Retina Thunderbolt Display」が登場するのではとの観測が存在しています。
そして今回、Buzzfeed NewsのエディターJohn Paczkowski氏がTwitter上で「次世代Thunderbolt DisplayはGPUを搭載して登場すると情報元から伝え聞いている」と語ったことで、改めて同ディスプレイ登場の気運が高まってきました。
Thunderbolt Display takes dirt nap as expected. Sources telling me next-gen display will indeed have integrated GPU https://t.co/kx6n0vQGMf
— John Paczkowski (@JohnPaczkowski) 2016年6月24日
GPU内蔵で最先端の画質へ
5K出力を行うには、MacBook側が高性能なグラフィックカードを搭載している必要があることに加え、Thunderboltケーブルが複数必要となるため、新作の登場は期待されるものの現実味は薄いと言われていましたが、GPUをディスプレイに内蔵することで問題を解決しています。
一時は高画質ディスプレイとして話題を集めたThunderbolt Displayですが、さすがに発売から5年の年月が経ってしまうと、108,800円(税別)という高価格には見合わないスペックへとなってしまっていただけに、今回のリニューアルは文字通り朗報と言えますね。
Source:9to5Mac
(kihachi)