中国でiPhoneの保護フィルムが突然爆発―顔に破片が突き刺さる

    ガラスフィルム iphone

    ガラスフィルム iphone
     
    iPhoneで電話を受けた瞬間、強化ガラスフィルムが爆発――不思議なニュースが中国で話題を呼んでいます。

    突然強化ガラスフィルムが爆発!

    パンッ!
     
    音が響き渡ったかと思うと、顔にガラスの破片が突き刺さっていました。事件が起きたのは、北京に住む贾(Jia)さんが買って1年も経っていないiPhone 6sで電話を受けた瞬間です。顔に近づけた瞬間、突然iPhoneが爆発し、彼女の顔にディスプレイに貼っていた強化ガラスフィルムの破片が突き刺さりました。
     
    その時は充電していませんでしたが、彼女はすぐにiPhone内部のリチウム電池が漏電して爆発したに違いないと悟ったそうです。しかし、アップルストアでの返答は不可解なものでした。

    iPhoneが爆発したわけではない

    ストアの店員は、iPhone自体に問題はなく、漏電した様子もないと彼女に伝えます。彼女が事件のあらましを詳細に伝えたことで、詳細に検査が行われましたが、やはりiPhoneやリチウム電池が問題を起こした様子はなかったそうです。
     
    となると、原因は強化ガラスフィルムの方にありそうですが、フィルムを製造している業者は、消耗品であるため保証はできないと、にべもなく彼女の申し出を突っぱねてしまいました。北京晩報の記者がこの業者に取材を行ったところ、強化ガラスフィルムは電気を通さないので、偶発的にこういう事故が起きたにすぎないだろうとの強気な回答が返ってきました。
     
    弁護士によれば、iPhoneが原因にせよ、強化ガラスフィルムが原因にせよ、責任の所在を明確にし、彼女に対して賠償するか事態を解決する責任がそれぞれの業者側にあるとのことです。

    スマホを覆うアクセサリには注意

    ただ、強化ガラスフィルムが爆発するという今回の事件はともかくとして、カバーをスマートフォンに貼り付けることで端末が熱を持ち、バッテリーの劣化速度が早まるとの指摘は経済産業省からもなされています。場合によってはスマートフォンが爆発する事例もあるのだとか。
     
    ほかにも最近では、液体の入ったケースの使用についても国民生活センターで警告が出されています。いずれにしても、サードパーティ製のアクセサリを使用するときは、気をつけるに越したことはないですね。
     
     
    Source:北京晩報, MyDrivers
    (kihachi)

    この記事がお役に立ったらシェアお願いします
    目次