サムスンの折りたたみ可能な次世代スマホ、2機種が2017年に発売
サムスンの次世代スマートフォンとして注目が集まっている折りたたみ可能なスマートフォンは、OLEDディスプレイを搭載した新iPhoneの登場にあわせて2017年にリリースされる公算が高いことが分かりました。
2017年後半に2機種が登場?
米メディアBloombergが報じたところによると、サムスンはコードネーム「Project Valley」で知られる折りたたみ可能なスマートフォンを、2017年2月のMWC(Mobile World Congress)で発表し、同年後半に2機種をリリースする見込みです。
背景には、アップルが2017年に発売が予定されているiPhone7s(iPhone8)にOLEDディスプレイを搭載してくるとされているため、「ゲームチェンジャー」として機先を制そうとする狙いがあるのでは、とされています。
大きく業界の流れを変えるモデルとなるか
一方で、この2機種がどのモデルに位置づけられるのかは明らかにされていません。これまではスマートフォンの型番が「SM-G929F」であることから、型番が「SM-G928」であるGalaxy S6 Edge Plusの後継機種、つまりGalaxy Sシリーズに組み入れられると考えられていましたが、Bloombergは事情通の話として、サムスンが折りたたみ可能なモデルを同シリーズに組み込む予定はないと報じています。
折りたたみ可能なスマートフォンにどこまで需要があるのかは分かりませんが、薄さやカメラの画質くらいしか勝負するポイントがなくなったスマートフォン業界にあって、これまでとは一線を画す同スマートフォンの登場が大きく業界の流れを変えることは間違いありません。ひとまず今後の続報に期待したいところです。
Source:Bloomberg
(kihachi)