Motorolaがイヤフォンジャックのない「Moto Z」発表―iPhone7より一足早く

iPhone7からはイヤフォンジャックが消失するとの噂が出ていますが、一足早くMotorolaが同ジャックの存在しない極薄スマートフォン「Moto Z」「Moto Z Force」を発表しました。
iPhone7に先んじて発表
Lenovo傘下のMotorolaは9日、3.5mmジャックアダプタの代わりにUSB-Cポートをイヤフォンジャックとして使うことの出来る「Moto Z」と「Moto Z Force」を発表しました。前者は5.19mm、後者でも6.9mmと(iPhone6sが7.1mm)、驚くべき薄さを実現するためにヘッドフォンジャックを思い切ってカットしたようです。USB-Cポートに繋げるほかは、Bluetoothでも視聴が可能です。
従来のイヤフォンは変換アダプターを入手しでもしない限り、iPhone7では使えなくなってしまうため、新規格を導入する動きに反対する声も上がっていますが、少なくともテクノロジー業界は「アップルにならえ」の方針を今回もまた、打ち出す構えのようです。
これからのトレンドになるのは必至?
2016年秋にリリースが予定されているiPhone7では、3.5mmイヤフォンジャックが消失し、代わりにLightningケーブルに専用イヤフォンを差し込むか、Bluetoothを通して楽曲や動画などを視聴することになると言われています。単なるリーク情報の域を出ませんが、流出したCAD画像からは同ジャックは確認できず、代わりに新たなスピーカーがそのスペースを専有しています。
もはや端末の薄さくらいしかアピールポイントがない時代、そしてアップルがそうするからと言うだけでそれが「正しそうに見えるから」という時代にあっては、こうしたトレンドが今後も加速していくことは間違いありません。
Source:MacRumors
(kihachi)