グーグルのVR技術「Daydream」は現行スマホではスペック不足
グーグルは26日、既存のスマートフォンが同社のVR技術「Daydream」のサポート対象となる可能性は低いとの見解を示しました。
現行スマートフォンはサポートせず
ニュースサイトRoadtoVRに、グーグルのVR部門を統括するClay Bayvor氏が語ったところによると、同社が新たに開発したVR技術「Daydream」の要求するスペックは非常に高いものとなるため、16年度末まで対応スマートフォンの登場を待つ必要があるとのことです。
裏を返せば、Nexusを含む現行のスマートフォンは「Daydream」のサポート対象外となります。
次期Nexusが対応か
「私が明らかにできるのは、Daydream対応携帯が『遡って』存在することはありそうにもないということだ」とBayvor氏は述べ、「対応スマートフォンの登場は数か月先まで待つ必要がある」と、強力なセンサー、高解像度と動きがスムーズになるようなリフレッシュレートを備えたディスプレイ、1秒間に60フレームを十分に処理できるプロセッサを積む端末が近々登場することを示唆しました。
ひとまず、Android Nに「Daydream」はビルトインされ、次世代モデルのNexusがスタンダードモデルとして位置づけられるのではないかとニュースサイト9to5Googleは見ています。しかし、同時期にリリースされるサードパーティ製のスマートフォンが、一体どれだけこのVR技術をサポート出来るのかどうかは謎のままです。
Source:9to5Google
(kihachi)