備えあれば憂いなし?年間10万円まで補償される「モバイル保険」

割れ スマホ フリー

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複数のデバイスを所有している人におすすめのサービスかもしれません。スマートフォンやタブレット端末など、無線通信機能を備えたデバイスの修理費用を、月額700円で年間最大10万円まで補償する「モバイル保険」が、5月13日より提供開始されます。

端末価格とともに高くなる端末の修理費用

ある調査によると、iPhone購入者の約3割が、購入後12か月以内に何らかの理由でiPhoneを壊しているというデータがあります。時代はガラケー(フィーチャーフォン)からスマートフォンへと移行し、デバイスのスペックも高くなるにつれ、端末価格も高騰。2005年には3~4万円台だった端末価格は、2010年ごろには平均6万円台、最近では10万円を超えるものも珍しくありません。
 
「AppleCare+」に加入しているかによっても変わりますが、iPhoneの修理費用も決して安くはありません。例えば画面の修理では、「AppleCare+」に加入していても、iPhone5が4,400円(税込)、iPhone6s plusが11,800円(税別)です。その他の修理ですと、「AppleCare+」に加入していて過失や事故による損傷がある場合は4,400円(税込)~11,800円(税別)ですが、保証対象外の場合は31,800円(税別)~38,800円(税別)がかかります。
 
修理費用を安く済ませるなら街の修理屋を使うのもひとつの手段ですが、AppleとAppleの正規サービスプロバイダ以外で行った修理による不具合については、Appleが保証対象外と定めていること、また店舗によっては交換パーツが非純正品である可能性があることなどからも、非正規で修理することは自己責任となります。

補償の利用回数に制限なし、水濡れや盗難も補償対象に

キャリアなどで提供される補償サービスの多くは、故障や破損などの際に、デバイスの修理そのものがサービスとして提供されますが、さくら少額短期保険が今回提供開始する「モバイル保険」では、修理費用保険金として現金で補償されるのが特徴です。月額700円(非課税)の保険料で、年間最大10万円までであれば何度でも補償。破損や損壊、故障だけでなく、水濡れ全損や盗難でも補償対象となります。
 
登録できるデバイスは、スマートフォン・タブレット端末・スマートウォッチ・ノートパソコン・モバイル音楽プレーヤー・携帯ゲーム機・モバイルルーターなどのモバイル端末で、主端末1台、副端末2台の合計3台までを保険対象として登録することができます。
 
モバイル保険
 
保険に登録できるデバイスの条件は、正常な動作が確認でき、かつ新規購入から1年未満、無線通信が可能であること、そして日本国内で販売されたメーカー純正の製品、通信キャリアまたはMVNOで販売された製品、となっています。なお保険期間中は端末の追加・変更がいつでも可能です。
 
例えばスマートフォンの機種変更や乗り換えなどで新しい端末に移行した場合も、登録していた古い端末から新しい端末へ登録を切り替えるだけで、補償対象を変更して保険を継続できます。
 
保険期間は1年で、保険金額は主端末と副端末、また修理可能か不能かによって異なります。
 

補償対象端末 保険金額(各場合での支払上限金額)
修理可能 修理不能
主端末
(必須:1台)
最大10万円 端末の購入金額
または
2万5,000円
いずれか低い金額
副端末
(任意:最大2台)
最大3万円
(2台合計)
端末の購入金額
または
7,500円
いずれか低い金額
(2台合計)

 
なお保険対象端末の自然の消耗もしくは劣化、被保険者と同じ世帯の親族の故意による障害や、地震や噴火、津波、台風など自然災害による障害、置き忘れや紛失などによって生じた障害については対象外としています。
 
そのほか、デバイスを壊してしまったとき、提携修理店に持ち込むことで、その場でキャッシュレスに修理するサービスも提供される予定です。
 
「モバイル保険」の保険料は月額700円、年間8,400円ですが、水濡れや盗難も含めて、保険金額内であれば補償利用回数に制限がないため、”もしも”に備えて検討してみてもいいかもしれません。
 
 
Source:モバイル保険
(asm)

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