Apple Watchに家を燃やされた!愛知県で裁判が始まる―国内初の事例か

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Apple Watchを充電中に発火し自宅が焼けたとして、アップルを相手に156万円の損害賠償を求める訴訟が発生しました。

火災は欠陥によるものではないとアップルは主張

名古屋地裁に訴えを起こした人物は愛知県春日井市に住む男性で、自室でApple Watchを充電していたところ、充電していた部屋から火柱が上がっているのを昨年9月14日に発見しました。幸いにも家屋の全焼はまぬがれ、けが人も出ませんでしたが、家具や床が焼けてしまったとのことです。
 
男性はアップルに対し申し立てを行いましたが、同社からの返答は「火災は欠陥によるものではないと判断した」というものでした。しかし、部屋のなかに火気を生じるものはApple watch以外に一切なかったとして、あくまでも出火元は同時計だと男性は主張、今回の裁判となりました。

Apple Watchが火災を起こした事件は世界でも例がないが

Apple Watchのバッテリーはリチウムイオン電池であることから、バッテリーに強い圧力が加わることによって爆発するという可能性は原理的にはあり得る話です。
 
ただ、これまでにもApple Watchが熱を帯び、装着していたユーザーの手にやけどを起こすという事件は海外で定期的に発生してきましたが、国内ではこれまで同様の事件が話題になったことはないばかりか、発火するという事件にいたっては世界初だと思われます。
 
電子機器の充電絡みでよくある火災の原因としては、充電ケーブルの配線がむき出しになっており、漏電から発生した火花が布団に燃え移って……というもの。火事を避けるという点では、まずは本体よりもアクセサリにしっかりと気を配りたいところです。
 
 
Source:朝日新聞
(kihachi)

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