モバイルバッテリーやUSBケーブルは適切な使用を!発煙や発火に結びつくことも

    スマートフォン 事故

    スマートフォン 事故
     
    製品評価技術基盤機構(以下、NITE)は、スマートフォン関連事故が後を絶たない事に触れ、使用者の誤使用や不注意による事故について注意するよう呼びかけています。

    スマートフォン関連事故は増加傾向

     
    スマートフォン 事故
     
    スマートフォン関連の事故は平成22年度~26年度の5年間で23件発生しており、26年度は前年度と比較してやや減少したものの、全体としては増加傾向にあります。
     
    5年間の合計を製品別にみると、スマートフォンの事故が71件、ACアダプターが63件、一般にガラケーと呼ばれる携帯電話が41件、モバイルバッテリーが35件となっています。携帯電話機の事故は減少傾向にありますが、スマートフォンやモバイルバッテリーは普及率の増加とともに事故も増加しており、ACアダプターの事故も増えています
     
    スマートフォン 事故
     
    スマホ関連の事故において、事故の発生箇所は「充電用コネクター周辺」「電池パック」「本体」「AC アダプター等」「コード」「イヤホン」「電源プラグ周辺」「モバイルバッテリー」の8箇所に分類できます。
     
    電池に関する事故は拡大被害に至ることが多く、「電池パック」では47件中31件が拡大被害に至っており、その内12件が火災を伴っており、「モバイルバッテリー」では33件中21件が拡大被害で、その内12件が火災となっています。火災を伴っていない事故も、ケースの溶融や周辺の焼損を伴っていると伝えられています。
     
    海外では、スマートフォンを充電しながら通話した際、感電して死亡するケースが発生するなど、死亡事故も多発しています。スマートフォンは身近な存在となりましたが、あくまでも電化製品であるという認識を忘れずに接するようにしてください。
     
     
    Source:製品評価技術基盤機構 via ケータイWatch
    (クロス)

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