「JIGSAW(ジグソウ)」復活?ホラーで危険なランサムウェアが登場

JIGSAW ランサムウェア ウイルス

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JIGSAW(ジグソウ)」といえば、ご存じの方も多いであろう人気ホラー映画「SAW(ソウ)」に登場する架空の連続猟奇殺人犯ですが、トレンドマイクロは、同じ名称のランサムウェアが登場したことを自社ブログ上で伝えています。

腹話術人形ビリーの画像が表示され、恐怖心を煽る新種ランサムウェア

このたび登場が報じられている「JIGSAW」と呼ばれるランサムウェアは、暗号化型ランサムウェアで、人気ホラー映画「SAW」を模した名前からも想像がつく通り、感染したパソコンのユーザーの恐怖心を煽ります
 
「JIGSAW」に感染すると、映画「SAW」のキャラクターである腹話術人形ビリーや赤い時計の画像が表示され、ユーザーのファイルがロックされ、徐々にファイルが削除されていきます。
 
そこでは、映画「SAW」と同様のストーリーが用いられており、ファイルの削除を続けるか、身代金を支払うかという選択が迫られます。身代金はビットコインでの支払いで、20ドル(約2,200円)から150ドル(約16,400円)という金額帯が要求されることが伝えられています。
 
対応言語として、英語とポルトガル語でのメッセージが確認されており、写真、動画およびドキュメントなどのファイルが暗号化されることが分かっています。すでに亜種の登場も確認されているほか、「JIGSAW2.0」という新しいバージョンも確認されているとのことですので、読者の皆様はお気をつけ下さい。
 
なお、トレンドマイクロのブログには、感染経路や対策法としてバックアップを取ることなどが記載されていますので、確認してみてください。
 
 
Source:トレンドマイクロ
(クロス)

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