全ユーザー対象!ユニバーサルサービス料が久しぶりの値上げ
携帯電話を使用している場合、ユニバーサルサービス料という料金を支払う必要があることを皆さんはご存じでしょうか?
たった2円ではあるものの、料金明細を見てみればしっかりと引き落としがされているこちらの料金ですが、久しぶりに値上げとなるようです。
ユニバーサルサービス料とは?
そもそも、ユニバーサルサービス料とは何かについて、KDDIの資料を見ていきましょう。
ユニバーサルサービス制度は、ユニバーサルサービスの維持に必要な費用を電話会社全体で負担する仕組みであり、当社は社団法人電気通信事業者協会が公表した番号単価を「ユニバーサルサービス料」としてお客さまにご負担いただいております。
このように説明しています。
さらに、ユニバーサルサービスに関する説明については、
電気通信事業法で「国民生活に不可欠であり、あまねく日本全国における提供が確保されるべき」とされているサービスで、現在NTT東日本・西日本が提供する加入電話、公衆電話および緊急通報が該当します。
と説明がされています。
つまり、110番、118番、119番といった緊急通報などを提供するために必要な仕組みを、我々の負担によって維持しようということですね。
2円から3円に1円の値上げ!各社一斉に開始か
前回は2014年に、3円から現在の2円に値下げされたユニバーサルサービス料ですが、今回は2016年7月分から3円に値上げが実施されると案内されています。
本稿執筆時点において、KDDIとソフトバンクが発表している状況ですが、ドコモもこれに続くものと思われます。
Source:KDDI, ソフトバンク
(クロス)