新発表の「Meizu Pro6」、色々とiPhone6sすぎて問題に
中国ベンダーのMeizuは新たにMeizu Pro6を発表しました。ところがiPhone6sのデザインに酷似しているうえ、3D Touch機能までもが搭載されているとあって問題になっています。
どうみてもiPhone6sだが
背面の指紋認証センサーやカメラの位置こそiPhoneとは大きく異なりますが、ディスプレイ側はどうみてもiPhone6sのMeizu Pro6、3D Touchに相当するユーザーインターフェースまでそっくりの「3D Press」なる機能を搭載するなど、もはや「故意に似せた」と言っても差し支えない状況です。
しかし、すでに「WeChat(微信)」や「Weibo(微博)」「QQ」といった中国国内の主要SNSアプリには対応済とのことで、このあたりのフットワークの軽さはさすが中国テクノロジー企業といったところでしょう。
スペックは世界初の10コア搭載など一級品
スペックは、SoCがMeizu Pro6用に作られた世界初10コアのMediaTek製Helio X25、ディスプレイが5.2インチでAMOLED(有機EL)、メモリは4GB、USB-Cポートを搭載し、内蔵ストレージは32/64GB、カメラは2,116万画素、1時間でバッテリーを満タンに出来る急速充電機能つきとケチのつけようがないスペックです。価格は32GB版が2,499元(約42,000円)、64GB版が2,799元(約47,000円)となっています。
決してiPhoneに引けをとらないスペックを有していながら、デザインは露骨な模倣という風潮は中国ベンダーにはありがちですが、彼らとしては下手に冒険するよりも、世間が「デザインの最先端」と認めているアップルに素直に従う方が、ローリスク・ローコストで展開出来るということなのでしょう。
Source:Apple Insider
(kihachi)