MSの翻訳アプリがオフラインに対応。実際に試してみた

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    Microsoftは7日、iOS端末向け翻訳アプリ「Microsoft Translator」をアップデートし、オフラインでも利用可能としました。Android版はすでに2月のアップデートでオフライン翻訳に対応しています。

    日本語を含む40カ国以上に対応

    今回のアップデート(バージョン2.13)により、インターネット接続なしで、日本語を含む40カ国語以上の翻訳サービスが利用できるようになりました。Apple Watchにも対応しています。
     
    ただしオフラインで利用する場合には、各言語のパッケージをダウンロードする必要があります。言語パッケージは設定>オフラインの言語でダウンロードでき、英語は標準でダウンロードされています。

    ディープラーニングでかなりレベルの高い翻訳を実現

    Android版と同じく、iOS版Microsoft Translatorも最先端の人工知能(AI)技術であるディープラーニングを取り入れており、オンライン版に匹敵する翻訳品質を実現しているとのことです。
     
    米メディアEngadgetが同アプリを使ってフランス語から英語に翻訳する実験を行っていたので、筆者も日本語からの英訳をオフラインで試してみました。トップ画像は翻訳結果のスクリーンショットです。ちなみに日本語の文章は先日掲載したiPhone Maniaの記事の冒頭部分です。
     
    文法は少々おかしいですし、不自然な点もありますが、意味は十分わかります。今後さらにAIの研究開発が進めば、翻訳アプリでも人間並みの翻訳が可能になるかも知れません。
     

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    カテゴリ: 辞書/辞典/その他
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    ※アプリの金額については記事執筆時の価格を記載しております。インストール前に、「App Store」での表示価格をご確認いただきますようお願いします。
     
     
    (lunatic)

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