iPhone7で採用なるか?Apple、耐久性の高いホームボタンの特許を取得!

リキッドメタル ホームボタン 特許

リキッドメタル ホームボタン 特許
 
iPhone7のホームボタンは究極の強度を誇るかもしれません。Appleが新たに取得した特許から、「究極の金属」とも呼ばれる「リキッドメタル」をiPhoneのホームボタンに採用する準備を進めている可能性が強まりました。

iPhoneのホームボタンに「究極の金属」を採用し耐久性アップ?

現地時間3月8日、Appleは「バルクアモルファス合金製の圧力センサー」と題した特許を取得しました。一般的には「リキッドメタル」や「金属ガラス」と呼ばれるこの合金は、しなやかで耐久性が高いという特長があります。
 
特許申請書には、iPhoneのホームボタン内部の圧力センサーにリキッドメタルを使うことで、耐久性と応答性が向上する効果が期待されるとの記述があります。
 
リキッドメタル ホームボタン 特許

Appleはリキッドメタルに高い関心、独占使用契約も更新

Appleはこれまで、リキッドメタルに高い関心を持ち続けていることを示す動きを見せており、注目を集めてきました。
 
2010年に、Appleはリキッドメタル・テクノロジー社と一般消費者向け電気製品へのリキッドメタルの独占使用契約を結び、2015年にはこの契約を更新したことが分かっています。

リキッドメタルの活用に関する数々の特許も取得

Appleは、リキッドメタルをサファイヤガラスと一体成型する技術、リキッドメタルを使ってガラスとiPhone本体にすき間を作らずに製造する技術、さらには認識精度の高いスクリーンや不正防止ネジなど、数多くの関連特許を取得しており「次世代iPhoneにリキッドメタル採用か?」と噂され続けてきました。
 
しかし、これまでリキッドメタルがApple製品に活用されたのはiPhone3GのSIMカード取り出し用のピンだけです。
 
この秋、iPhone7で、ついにホームボタンの内側にリキッドメタルが採用されるのか、期待して見守りましょう。
 
 
Source:Patently Apple
(hato)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

特集

目次