長時間スマホにNO!KDDI、生産性向上アプリ「勉強うながしホーム」を発表

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    au KDDI 決算
     
    KDDIは3月4日、学習促進アプリ「勉強うながしホーム」を開発したと発表しました。

    行動経済学の思想にもとづいて設計

    KDDIが開発した「勉強うながしホーム」は名前の通り、スマートフォンの長時間利用を避け、ユーザーが学習に集中できるよう促すホームアプリです。
     
    この手のアプリはこれまでにも存在しましたが、大抵はスマートフォンを使えなくしたり、「ご褒美」を与えたりすることで、ユーザーの生産能率向上を促していました。
     
    しかし「勉強うながしホーム」は、行動経済学で有名なリチャード・セイラー氏とキャス・サンスティーン氏が提唱した概念「Nudge(選択を禁じることも、経済的なインセンティブを大きく変えることもなく、人々の行動を予測可能な形で変えること)」を踏まえて設計がなされている点で画期的です。

    画面が徐々にひび割れたり、保護者キャラが登場したり……

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    「勉強モード」がオンになると、あらかじめ選択したアプリのみがホーム画面に表示される仕組みで、利用時間の通知や、利用時間が増えるごとに背景がひび割れるようなグラフィックスに変化する機能、保護者キャラの登場機能などと組み合わせることで、ユーザーにスマートフォンの使用がうしろめたいような感覚を与えるようになっています。
     
    3月6日より公開されますが、ホーム画面に変化を加えるというアプリの設計上、リリースはAndroid版のみとなります。
     
     
    Source:マイナビニュース
    (kihachi)

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