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銃乱射事件に端を発するiPhoneロック解除問題でバトルを続けているアップルとFBIですが、影響はアメリカの外にも広がりそうです。フランスではアップルが解除に応じない場合、110万ドル(約1億1,400万円)の罰金を科そうという動きが出ています。
仏メディアによると、同国の社会党に属するYann Galut議員が、もしアップルがiPhoneのロック解除を行わなかった場合、同社に対して110万ドル(約1億1,400万円)の罰金を科せるような法案修正を計画しているようです。もちろんアップルだけに限らず、グーグルもロックされたデバイスの解除要請に応じなければならない対象となっています。
Galut議員は、ターゲットのiPhoneを解除できる暗号キーをアップルは非常事態に備えて常に保持しておく必要があるものの、政府当局と常に共有するわけではないので問題はないとの見解を示していますが、フランス政府自体が1月にバックドアを設ける法案を却下したばかりであるだけに、今回もスムーズに可決とはいかない公算が高いでしょう。
ただし、昨年フランスで起きたテロ事件の際、政府当局が8件のiPhoneをアンロック出来ずじまいだったことも発覚しており、今後の政情動向次第では流れも変わってくるのかも知れません。
Source:iPhone in Canada,Le Parisien
(kihachi)
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