スマホユーザーはどっち向きの動画をどのくらい、どこで見る?

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スマートフォンが普及してからというもの、大きな画面で様々なシチュエーションで動画を見る機会は増えていることかと思いますが、モバイルマーケティングを展開するモバーシャルは、20代~50代の男女700名を対象に、スマートフォンの動画視聴実態やユーザーの嗜好について調査を実施し、その調査結果を公開しています。

スマートフォンで動画視聴するユーザーは”二刀流”

 
スマホ 動画 向き
 
スマートフォンでWeb動画を視聴する時のスマホの向きについて尋ねたところ、2015年7月に行った同社の調査結果と比べて「タテ向きのみ」で視聴する人は微増(前回27.6% → 28.4%)、「ヨコ向きのみ」は減少(前回38.9% → 33.6%)、「両方」と回答した人は増加(前回33.6% → 38.0%)していることが分かりました。
 
「両方」が「ヨコ向きのみ」で視聴する人を上回っており、ユーザーがその時々の利用シーンで、スマホの向きを変えてWeb動画を視聴する文化が定着しつつあることがわかります。
 
スマホ 動画 向き
 
また、女性は男性と比較して「タテ向きのみ」でWeb動画を視聴する傾向が高く、年代別では、特に20代女性の41.1%が「タテ向きのみ」での動画視聴を好む(前回35.7%)ことが分かっており、50代女性で「タテ向きのみ」で視聴する人が36.9%に増加(前回27.9%) している点も特徴です。

全体の3割超えは1分以内の動画を視聴

スマートフォンで Web 動画を視聴する時の動画一本あたりの長さについて質問したところ、全体の35%の人が1分以内の動画を最も視聴すると回答しました。
 
スマホ 動画 向き
 
そのうち、スマホ端末を「タテ向きのみ」にして動画を視聴すると回答した人は、約4割の39%であり、1分以内の短い動画は、「タテ向きのみ」で視聴される傾向があることがわかっています。

スマホで動画撮影をするユーザーはタテ向きが多め

スマートフォンで動画を撮影する時のスマホ端末の向きについて質問したところ、約3分の2の人が「タテ向き」で動画を撮影すると回答しました。
 
スマホ 動画 向き
 
女性に注目してみると、65.7%の女性がスマホ端末を「タテ向き」で動画を撮影しており、スマホのタテ向きに最適化された動画の撮影を好む傾向があることが分かっています。この傾向は若年層になればなるほど高くなり、20代/30代はタテ向きの選択割合が横向きの選択割合の倍以上となっています。

スマホで動画を見るシチュエーションはベッドが圧倒的

 
スマホ 動画 向き
 
スマートフォンでWeb動画を視聴するときの環境について質問したところ、「ベッド/ふとんの中」が半数以上と最も多く、続いて「テレビを視聴中」が3割以上となりました。
 
今後は、ユーザーが寝転びながらでも見やすいような、タテ向きの動画がさらに増えてくることが予想される調査結果ですね。インフルエンサーの方などは、ぜひ参考にしてみてください。
 
 
Source:モバーシャル
(クロス)

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