Apple Watch第4四半期の売り上げは510万本―スマウォ界で圧倒的なシェア

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2015年第4四半期(10~12月)におけるApple Watch売り上げ本数は510万本となり、前四半期を上回るペースで好調な売れ行きを見せていたことが判明しました。

右肩上がりで伸び続ける売り上げ

調査会社Strategy Analyticsが発表した調査によると、2015年第4四半期(10~12月)でのApple Watch売り上げ本数は510万本で、スマートウォッチ市場の63%のシェアを占めたことが分かりました。
 
年末商戦絡みで活気づく同四半期であるだけに、第2四半期の400万本、第3四半期の450万本に続き、600万本と強気の数字が一部投資銀行からも出ていましたが、若干下回りはしたものの、ほぼ予測どおりの好調な結果となった格好です。
 
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この勢いがどれだけ凄いかは、シェアが16%で2位のサムスンが、同四半期中130万本の売り上げにとどまったことからも明らかでしょう。なお、スマートウォッチ業界全体の売り上げは810万本となっており(前年比316%増)、トップ10のうち8つがアップルとサムスンの製品です。
 
一方で苦境に追い込まれているのが、タグホイヤーなどスイスの高級時計メーカーです。これまでもスマートウォッチの台頭で市場の縮小が危惧されてはいましたが、売り上げ本数は790万本と前年比4.8%のダウンとなり、売れ行きの停滞が改めて浮き彫りとなりました。
 
 
Source:MacRumors
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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