Apple MusicはAndroidでのサービス提供の実験台!?

Appleは主に自社端末向けにソフトウェアやサービスを提供しています。少ない例外として、Apple MusicはAndroid端末にもサービスを提供しているのですが、Appleのティム・クックCEOは「将来的にAppleが複数のプラットフォームでサービスを提供するためのテストでもある」との趣旨の発言をしています。

Apple MusicはAndroid端末で独自進化も

複数のプラットフォームでAppleがソフトウェアやサービスを提供することは、iPhoneの販売が頭打ちとなった現状で、サービス売上を向上させる有効な手段になります。そのためAppleは他社プラットフォーム向けのサービス展開を強化していくと考えられます。

 

AppleMusic_Android

 

先日、AppleはAndroid向けのApple Musicアプリを更新しました。この更新でiOS向けのApple Musicではできない外部ストレージ(SDカード)への楽曲保存が可能になりました。これもAndroid端末向けにサービスを独自に進化させていく方針を反映しているとも考えられます。

iCloudやFacetime、iMessageもAndroide端末で利用可能に?

複数のプラットフォームでAppleがサービスを提供する方針は、既存のサービスにも波及していく可能性があります。例えばiCloud DriveやiCloudフォトライブラリ、写真や動画の共有を、AndroidとiOSをまたいでも利用できるようになるかもしれません。

 

imessage

 

また、今はiOS端末やMacでしか利用できないFacetimeiMessageも、Android端末やWindows PCにアプリをインストールすることで利用できるようになる可能性もあります。

 

今後Appleがどのサービスを他社のプラットフォームで提供するかは推測の域を出ませんが、この方向性はAppleの売上高向上だけでなく、利用者増加を通じてサービスの利便性向上にも貢献すると考えられます。
 
 
Source: 9to5Mac
(KAZ)

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