2017年3月1日00:00公開 / 2023年5月31日19:42更新
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iTunesを使ってCDを取り込む際の音質設定を徹底解説!
iTunesで取り込む音楽の音質などを詳しく設定したい

パソコン向け音楽管理ソフト「iTunes」を使って音楽CDの音楽データを取り込む(インポート)する際、データをエンコード(変換)して保存します。その際の変換形式と音質は、標準設定を利用する以外に、自分で細かく設定することが可能です。
このページでは、Windowsパソコン環境での手順を解説します。
このページでは、Windowsパソコン環境での手順を解説します。
CDのインポート設定を確認する
音楽CDをパソコンのCDトレイにセットし、トレイを閉じてCDの読み込みを行った際に、確認画面を表示せずに自動で取り込む(インポート)設定ができます。毎度確認画面を表示せずにスムーズに取り込みしたい場合は、設定を変更してみましょう。
かんたんステップ
5ステップ
約15分
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STEP1
パソコンで「iTunes」を起動する
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STEP2
メニューから「編集」
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STEP3
「設定」
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STEP4
「CDをセットしたときの動作」
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STEP5
「インポート設定」
1
iTunesを起動し、設定を開く
2
インポート設定を確認・変更する

確認画面なしでインポートさせる



取り込むデータのエンコード形式を設定する

AAC | ほとんどの音楽に使用する。AAC形式の楽曲は、iTunesやiPhone、iPad、iPodで視聴できる。規定の設定 |
---|---|
AIFF | 取り込んだ曲の音質を下げない、CD音源と同じ高音質形式。高音質のCDを作成したいときに使用する |
Apple Lossless | 取り込んだ曲の音質を実質的に下げずに、音質を元に戻せる可逆圧縮形式、可変ビットレートで保存する。Apple製品で音楽を視聴する場合に推奨されている |
MP3 | iTunes以外のアプリ、iPhoneやiPodなどのApple製品以外のMP3プレーヤーなどで音楽を視聴する場合に推奨された形式。一般的なエンコードフォーマットで、圧縮するため、音楽データの容量を抑制できる |
WAV | 取り込んだ曲の音質を下げない、CD音源と同じ高音質形式 |
取り込むデータの音質を設定する

AAC | 高音質(128kbps) iTunes Plus ※ 音楽 Podcast カスタム |
---|---|
AIFF | 自動 カスタム |
Apple Lossless | 自動 |
MP3 | 標準音質(128kbps) 良音質(160kbps) 高音質(192kbps) カスタム |
WAV | 自動 カスタム |
※ iTunes Plus
iTunes Storeで販売されている楽曲やミュージックビデオの形式です。一部の楽曲やミュージックビデオは、デジタル著作権(DRM)フリー、そして高音質のAAC形式で提供されています。








10 Hz未満の周波数帯域をフィルタリング | MP3のみ | 10Hz未満の、聴こえない周波数にフィルタをかけます。耳から聴く音質の低下は感じませんが、音楽データの容量を下げる効果があります |
---|---|---|
スマートエンコード調整 | MP3のみ | 自動的にエンコード設定と音楽のソースを分析する設定です |
High Efficiency エンコーディング(HE)を使用 | AACのみ | 圧縮した音楽データの音質を最適化します。オーディオをストリーミングするかどうかが設定できます |
音声用に最適化 | AACのみ | 音声のピッチ(高さ)に基づき、ビットレートを変更する項目です。楽曲ではなく、オーディオブックを取り込む際に選択します |
著者情報
iPhone Mania編集部
iPhone Mania編集部です。iPhone、MacなどApple製品が大好きな国内外のライターが集まり、2013年から記事を執筆しています。Apple製品の最新情報から使い方、お役立ち情報まで、幅広くお伝えしていきます!
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