MacBook Neoはバッテリーの取り替えやすさも“ネオ”だった!

先週発売されたばかりの廉価なMacBookモデル「MacBook Neo」ですが、修理のしやすさについても、近年のモデルの中では異例だとして話題になっています。特にバッテリー交換については、2012年のMacBook以来とも言える簡単さが実現されているようです。
近年のMacBookモデルの中では最高スコアに
デバイスの修理しやすさ評価で知られるiFixitがMacBook Neoを分解し、各パーツの交換しやすさを調べました。その結果、全体の修理しやすさスコアとして6/10を獲得しています。
この6/10というスコアについて、「高いのか低いのか分かりにくい」と感じる方もいるかもしれません。しかし、近年のMacBookモデルの中では最高点となっています。たとえば、M5搭載MacBook Pro(14インチ)は5/10、M4搭載MacBook Airも5/10だったことを考えると、MacBook Neoでは修理のしやすさがやや改善されたことになります。
2012年以来、バッテリーが最も交換しやすいMacBookに?
バッテリーは、ノートパソコンのパーツの中でも特に交換が必要になりやすい部品のひとつです。MacBook Neoは、そのバッテリー交換のしやすさにおいて、2012年のMacBook Pro(非Retina)以来、最も交換しやすいとの評価を受けています。
まず、底面を開ける工程が従来モデルより格段に行いやすくなっています。バッテリーケーブルとスピーカーケーブルを外すと、バッテリー固定用のネジを取り外す段階に進めます。
バッテリーはネジで固定されていますが、これは接着剤が多用されていた近年のMacBookモデルではあまり見られなかった構造です。18本のネジを外す必要があり、ネジの本数自体は決して少ないとは言えないものの、それでも接着ではなくネジのみで固定されている点は高く評価されています。
ネジすら不要でバッテリーを外せたモデルも過去にはあった?
MacBook Neoのバッテリー交換は確かにしやすくなっていますが、Appleのノートパソコンにはかつて、工具不要かつネジなしでバッテリーを取り外せるモデルも存在していました。主な旧モデルは以下のとおりです。
- iBook G3および多くのiBook G4モデル
これらは通常、底面にラッチが付いており、手でバッテリーを取り出すことができました。

- PowerBook G4 12インチ/15インチ/17インチ(多くのモデル)
多くのPowerBook G4モデルには、交換可能なバッテリー用のリリースラッチが搭載されていました。

- MacBook(2006年~2009年のポリカーボネート製モデル)
白や黒のプラスチック製MacBookには、通常、バッテリー取り外し用のラッチが備わっていました。一部のモデルではコイン状のロックを回す必要がありましたが、実際にネジを外す必要はありませんでした。

- MacBook Pro 15インチおよび17インチの非ユニボディモデル(2006年~2009年初頭)
これらは、ネジで固定された内蔵バッテリーではなく、ラッチ式コンパートメント内の取り外し可能なバッテリーを採用していました。

バッテリーが交換しにくくなった転換点は、ユニボディのMacBook / MacBook Proの登場です。2008年後半のアルミニウム製MacBook、そして2009年以降のMacBook Proからは、バッテリーは事実上、底面カバーのネジを外してアクセスする内部部品となりました。
修理しやすさ10/10のノートパソコンとは?
最近のMacBookモデルの中では最も修理しやすいと評価されたMacBook Neoですが、iFixitの修理しやすさ評価で10/10を獲得したノートパソコンにはどのようなものがあるのでしょうか。
まだ発売前ではあるものの、Lenovo ThinkPad T14 Gen 7とT16 Gen 5が、最も修理しやすいノートパソコンとして10/10の評価を受けています。特に、キーボードを簡単に交換できる点などが高く評価されているようです。

Photo: iFixit (1), (2), (3), (4), (5), Lenovo/Notebookcheck

