Apple Watch Series 11/Ultra 3の高血圧通知が米国で承認

Apple Watch Series 11とApple Watch Ultra 3の高血圧通知機能が、米食品医薬品局(FDA:Food and Drug Administration)の承認を取得したと、9to5Macが伝えています。
Apple Watch Series 11/Ultra 3の発売日に150以上の国と地域で利用可能見込み
FDAの承認に伴い、米国、EU、香港、ニュージーランドなど150以上の国と地域では、Apple Watch Series 11とApple Watch Ultra 3の発売日から高血圧通知機能が利用可能になる見通しです。
残念ながら、Apple Watch Series 11とApple Watch Ultra 3の発売日に高血圧通知機能が利用可能になる国に、日本は含まれていないようです。
日本は対象国に含まれず、承認時期は申請時期と手続き次第か
日本での高血圧通知機能の承認申請は、FDAに提出したデータをもとに行われると予想されます。
AppleがApple Watch Series 11とApple Watch Ultra 3の発売に向けて事前に関係機関に申請していた場合、日本でもそれほど待たされることなく高血圧通知機能が利用可能になるかもしれません。
ただし、AppleがFDAの認可後にその事実をもって関係機関に申請する場合は、心電図アプリのように日本で使えるようになるまで時間を要する可能性があります。
高血圧通知機能は高血圧の兆候を通知
Apple Watch Series 11とApple Watch Ultra 3の高血圧通知機能は、装着しているユーザーの30日間の血圧データをもとに、高血圧の兆候が確認された場合に通知されるとAppleは発表しています。
Appleの発表内容から、この高血圧通知機能はあくまでも高血圧の兆候について通知されるのであり、管理医療機器の血圧計内蔵スマートウォッチ(例えば「HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計」)のように、実測値をもとに高血圧状態が通知されるわけではありません。

*本記事はApple Watchの高血圧通知機能に関する最新動向をお伝えするものであり、医療行為もしくは病気における診断、治療、およびそれらに類するものを推奨、保証するものではありません。
健康状態に関して気になることがあれば、医師の診断を受けることをご検討ください。
Source:9to5Mac