Apple Watch Series 10の心拍センサーは、Series 9と同じ
Apple Watch Series 10には、新しい心拍センサーおよび心電図センサーが搭載されるとの噂がありましたが、Apple Watch Series 9と同じ第3世代の心拍センサーが搭載されているのが確認されたと、Wccftechが報告しています。
Apple Watch Series 10とApple Watch Series 9の心拍センサー
Wccftechが指摘した通り、Apple Watch Series 10とApple Watch Series 9の仕様を比較すると、心拍センサーとして「第3世代の光学式心拍センサー」と記載されています。
Apple Watch Series 10に搭載される心拍センサーは新しい世代のものに変更されると噂されていましたが、実際は変わっていません。
測定精度に課題がないため、引き続き第3世代の光学式心拍センサーを選択か
ただし、第3世代の光学式心拍センサーでも測定精度が低いなど何らかの問題点が指摘されているわけではありませんので、特に変更の必要はなかったのでしょう。
同じセンサーを用いて薄型化を実現
Apple Watch Series 10は、背面(手首側)のガラスカバーを筐体素材と一体化することで、薄型化を実現しています。
薄型化を実現するために基板やセンサーを薄くするのではないかとの予想もありましたが、心拍センサーについてはそうする必要はなかったようです。
薄型化することなくApple Watch Series 9と同じ厚さのままでバッテリー容量を増加させ駆動時間が延長されることを期待する声もありましたが、Appleはユーザーによって視覚的に変化が理解しやすい選択を行ったことになります。
実際のバッテリー駆動時間は公称値を上回ることが期待
ただし、公称バッテリー駆動時間は同じでも、実際のバッテリー駆動時間が伸びている可能性もあります。
筆者はApple Watch Series 10を注文済みですので、到着次第、実製品にてバッテリー駆動時間を計測して報告します。
Source:Wccftech
Photo:Apple