折りたたみiPhoneで失われる可能性がある5つの機能と薄型設計の狙いとは

海外メディアによると、Apple初の折りたたみiPhoneは、2,000ドル級の高額モデルになる一方で、iPhone18 Proシリーズに搭載される主要機能の一部を省くと考えられています。注目したいのは、Face IDやMagSafeなど、現行iPhoneの使い勝手を支える機能が見送られる可能性です。
開いた状態では、iPad miniに近い表示領域になるとの見方もありました。単なる機能削減ではなく、大画面での新しい使い方を優先した設計とも考えられます。
省かれる可能性がある5つの機能
情報源によると、折りたたみiPhoneでは以下の5つの機能が見送られる可能性があるとされています。
- Face ID / TrueDepthカメラアレイ
- 望遠カメラ / 3つ目の背面カメラ
- MagSafe
- アクションボタン
- 物理SIMカードスロット
いずれもiPhone18 Proモデルでは搭載されるとみられる機能です。
しかし、折りたたみiPhoneでは本体の薄さが優先されると考えられます。折りたたみ構造では、ヒンジや2枚のディスプレイ、バッテリーなどで内部スペースの大半が埋まってしまうでしょう。このような理由により、重要な機能が失われる可能性が考えられています。
Face IDが省かれる影響
Face IDに必要なTrueDepthカメラアレイは、薄型化の大きな制約になると予想されています。折りたたみiPhoneでは代わりに、電源ボタン内蔵型のTouch IDが採用されるとの情報があるようです。
Touch IDであれば薄型筐体に収めやすい一方、ロック解除や決済時の操作感は現行モデルと変わります。Face IDに慣れているユーザーは、机上に置いた状態での認証などに違いを感じるかもしれません。
望遠カメラとMagSafeが省かれる影響
背面カメラは広角と超広角の2眼構成になり、iPhone Proのような望遠カメラは搭載されない可能性があります。旅行やイベントなどでズーム撮影を使うユーザーにとっては、物足りなく感じられそうです。
— Vadim Yuryev (@VadimYuryev) April 22, 2026
MagSafeは、ダミーモデルに磁石配列を示すくぼみが見当たらないことから、非搭載となる可能性が指摘されています。ただし、この点は現時点では推測です。もし省かれれば、充電器、モバイルバッテリー、車載ホルダーなどの使い勝手に影響するでしょう。
アクションボタンと物理SIMが省かれる影響
iPhoneのアクションボタンがなくなる場合、消音、カメラ起動、ライト点灯などを割り当てているユーザーにとっては、懸念点になるでしょう。ボタンをなくす理由としては側面構造を簡素化し、内部スペースを確保する狙いがあると考えられます。
物理SIMカードスロットの廃止も、薄型化には合理的です。ただし、eSIMのみになる場合、回線変更やサブ回線の運用に慣れていないユーザーにはややハードルが上がります。
なぜ5つの機能が失われる可能性があるのか
折りたたみiPhoneは、Proモデルの上位版ではありません。
全く新しいコンセプトの製品になると考えられます。最大の特徴は、開いたときの大画面体験です。メインディスプレイは7.8インチと噂されています。8.3インチのiPad miniに迫るサイズです。ベゼルを狭くすれば、本体はiPad miniより小さくても表示領域は同等レベルに達するでしょう。
つまりAppleは、高性能カメラやMagSafeよりも新体験を重視していると考えられます。「ポケットに入る薄さ」と「タブレット級の画面」を実現するビジョンも想像できるでしょう。このような理由から、従来のiPhoneに搭載されていた機能が犠牲になるといった考察も見られます。
価格と発売時期の見通し
折りたたみiPhoneの価格は、1,999ドル以上になるとみられています。日本では為替レートや消費税を考慮すると、30万円台に達する可能性が高いです。この価格を踏まえると、ユーザーの選択肢は大きく分かれるでしょう。カメラ性能やMagSafeを重視するなら、Proモデルの方が合理的な選択です。
一方で、iPad miniに近い大画面を折りたたんで持ち運べる点に魅力を感じるなら、選択肢に入ります。全く新しいカテゴリの製品として検討する価値があるでしょう。発売時期は、iPhone18シリーズと同じ秋が有力です。5つの機能が本当に省かれるのか、初の折りたたみiPhoneの完成度はどうなのか、今後の続報にも注目です。
Photo:Vadim Yuryev(@VadimYuryev)/X

