iPhone18eにDynamic Islandが搭載される可能性高まる

iPhone17 Proシリーズの中国で販売されるモデル向けのOLEDディスプレイ量産について、中国BOEが承認を取得したのではないかという観測が、海外サプライヤー間で急速に持ち上がっています。
それが事実であれば、iPhone18eへのDynamic Island搭載実現の可能性が高まったのではないかと、筆者は考えています。
BOEがDynamic Island関連の品質問題解消か
BOEは以前からProMotionディスプレイのキーテクノロジーである低温多結晶酸化物(LTPO:Low Temperature Polycrystalline Oxide)-OLEDディスプレイの量産に取り組んでいましたので、その点で今回の情報は特に驚くべきものではありません。
筆者が注目したのは、Dynamic Islandを搭載するOLEDディスプレイの量産を、中国向けだけとはいえ補修用ではなく新製品向けにBOEが受注したという点です。
iPhone16eに続きDynamic Islandを搭載しないiPhone17e
BOEはiPhone16e向けOLEDディスプレイの大多数を供給、iPhone17eでも引き続き最大数を供給する見通しです。
そのiPhone17eではDynamic Island搭載が実現されると予想していましたが、最新の情勢ではiPhone16eと同じディスプレイが搭載される、つまりDynamic Islandは搭載されない見込みです。
2027年春のiPhone18eにDynamic Islandが搭載と予想
しかし、中国向けiPhone17 ProシリーズのOLEDディスプレイの量産でBOE製OLEDディスプレイの品質に問題ないことが確かめられれば、iPhone18e向けディスプレイにDynamic Islandを搭載しても製造上の支障はなくなるように筆者には感じられます。
iPhone18 ProシリーズではFace ID機構の小型化によって、Dynamic Islandも小さくなる見込みです。
iPhone18 ProシリーズとiPhone18 Airの発表予想時期が2026年9月なのに対し、iPhone18とiPhone18eの発表予想時期は2027年春ですので、iPhone18eにiPhone16と同じ大きさのDynamic Islandを搭載しても十分差別化できるでしょう。
Photo:Private Talky(@privatetalky)/X